レジストロアウルの新しいタイヤに選んだのはあのメーカー
11月も半ば、段々と寒くなってきました。そろそろ冬支度なのですが、レジストロアウルが納車から3年を迎えたタイミングで夏タイヤを新品に交換しました。
今回チョイスしたタイヤがこちら。
ナンカンの8プライタイヤです。
ナンカンって聞いたことがないよ、という方もおられるかもしれませんが、台湾のタイヤメーカーです。
いわゆるアジアンタイヤと呼ばれるものなのですが、性能は国産タイヤに引けを取らないものになっています。
このナンカンタイヤをチョイスした理由ですが…
①キャブコンのタイヤは三年に一度交換するので、違うメーカーのものを試してみたかった。
②コストの安さに魅力を感じた。
③トヨタディーラーでも取り扱いがあったので、ある程度信用できると考えた。
④他の方の評判も概ね良かった。
ことが理由です。
そもそも、キャブコンに使用されているバンタイヤですが、乗用タイヤのような乗り心地や静音性、悪条件でのブレーキ性能は最低限でタイヤの寿命を最重視した設計になっています。
なので、乗り心地などは正直どんぐりの背比べ程度と考えていました。実際に使ってみてどうだったでしょうか?レビューしていきたいと思います。
①乾燥路面
最初に履いていたブリヂストン デュラビスとほぼ差はありません。キャンピングカーのスピードレンジでは十分な性能です。比較したのが3年目のデュラビスなので、公平な条件ではないかもしれませんが、ロードノイズはデュラビスと比べて少なく感じました。ブレーキ性能も違和感無しです。
タイヤゴムはデュラビスよりも僅かに柔らかい感じですが、カーブでよれたり、振られたりするような感じはありませんでした。(あくまでもキャンピングカーの速度域の話なので、無茶をすればそう言った挙動が出ると思われます。)
②濡れた路面
大雨が降っている時に乗りましたが、ブレーキ性能もデュラビスと大差ありません。ブレーキ強化の影響もありますが、常識的な速度からのコントロールに不満はありません。
濡れた路面でのノイズは平均的だと思います。(商用車の遮音性では大きな差は出ないと思われます。)
③乗り心地
これが意外だったのですが、デュラビスよりも乗り心地は改善しました。
ゴムが僅かに柔らかい影響なのかもしれませんが、同じ指定空気圧でもタイヤが拾う小さな揺れが改善されているように思いました。タイヤの硬さから来る、はね上げられる感覚も僅かに改善しました。
ただ、これは軽量低重心設計のレジストロアウルだからかもしれません。高重心の車両は横揺れが起きやすいでしょうから、振られやすいと感じるかもしれません。
今まで、アジアンタイヤって安かろう悪かろうじゃないの?と思っていたのですが、使ってみると非常にコスパがいいことに気付かされました。
キャンピングカーのタイヤは3年で交換するのが安全上好ましいのですが、
高価なタイヤに交換するよりコスパが良いタイヤをサイクルごとに交換する方がお財布にも優しいですね。
ちなみに今回の交換費用ですが、廃タイヤ処理+交換工賃込みでジャスト4万円でした。
少し心配になったのは、
国産タイヤメーカーのアドバンテージが少なくなってきているように思ったことです。純正で履いているデュラビスと性能的にほぼ違いはなく、価格は3割以上安いです。
国産タイヤを使っておけ間違いないと思っていたのですが、最近では新車装着タイヤに外国メーカーのものが選ばれるケースもフツーに出てきました。
日本のタイヤメーカーにはこの流れに負けずに頑張ってほしいと思います。
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