5インチゲージ鐵道の車両紹介①
しっぽ鐵道 0系新幹線
今回もレジストロアウルの話題ではありません笑
我が家でイベントなどに使用する5インチゲージ鉄道模型車両のご紹介です。
5インチゲージ鉄道模型はいわゆるミニSLの規格の一つになります。線路の幅は約12.7㎝で乗って遊ぶことができます。
この5インチゲージ鉄道模型ではほとんどの方が蒸気機関車(ミニSL)を思い浮かべると思いますが、この新幹線のように電動のモデルもあります。
電動モデルの特徴として
- 走らせる前の準備がほぼ不要
- 蒸気機関車に比べて安価
- ボイラー等の知識が不要で取り扱いが容易
- 蒸気機関車と比べて軽量なモデルが多い
- 煤煙が出ないので、住宅街での運転も問題なし
といった特徴があります。蒸気機関車は運転の難しさやメンテナンスの大変さなど、手をかけたい人には向いていると思います。
この0系新幹線はたまたまヤフオクを巡回していた時に発見しました。
私の一番好きな車両がこの0系新幹線で、丸々した可愛らしいデザインがお気に入りです。
どうしても0系新幹線がほしくて探したところ、新車はとても手が出せる金額ではありませんでした。
そうこうしているうちに見つけたこの車両、どうやらイベント会社の予備車両だったようで、年式の割に状態が良く、迷わず落札しました。
自宅まで運んでもらったのですが、綺麗な運搬用の箱に入ってやってきました。とても丁寧に扱われていたようです。業者さんに感謝感謝
実は一つ上の写真の新幹線、最初の写真の新幹線が家にやってきた5年後に偶然全く同じ業者さんから出品されていたものをもう1台落札しました。
なので、同じ車両が2台。もう完全にアホです笑
まあ、一応理由がありまして、この車両の製造後最低でも30年経過しており、部品供給に不安があったので、予備部品確保のために購入しました。
車体内部のマーキングによると、5年前に購入した車両は2号機で最近購入したのは1号機だそうです。現在では1号機の動力台車や電装部品は全て取り外して部品としてストックしています。
(さすが業務用設計 壊れる気配がありません笑)
車体には余っていた車輪を取り付けて2号機と編成を組んでいっしょに走らせています。
やっぱり前後同じ顔がいいですね。
この新幹線の動力は車のバッテリーを2個直列に接続した直流24ボルトで、モーターを回して走行します。
新幹線の台車です。大きさの比較のためにプラレールの0系を置いてみました
このモーターが前後の車輪に動力を伝えて合計4軸を駆動します。
車体の重量がバッテリー込みで約60キロほどあるので、ある程度の人数が乗車しても力強く加速していきます。現在は6両編成ですが、多客時には7両編成になります。それを余裕で引っ張れるパワーがコイツにはあるのです。 ちなみに台車だけでも6キロ程度あります。
新幹線後部のコントロールパネル。
鍵の左となりがコントロールダイヤルです。標準ではプラレールと同じ2段変速で、低速と高速の切り替え式です。
その隣が前後進の切り替えレバー
横の赤いボタンが警笛
その隣のスイッチがヘッドライトのスイッチです。
上に付いているレバーは機械式ブレーキで、本物の列車のようにブレーキシューを車輪に押し当てて停止します。
よりスムーズな走行を実現するためにPWM制御式コントローラーに換装しました。
ダイヤルを回すとスムーズに走り出します。停止もコントローラーのダイヤルで操作できるので、機械式ブレーキは使わなくなりました。
いつかはこいつをイベントに連れ出して走らせるのが夢だったりします。
(自宅で時々運転会をしていますので、イベント保険に加入しています。)
私が住んでいる街では昔市民まつりで小川精機のメンバーさんがミニSL運転会をしてくれていたので、そういった活動ができたらなんて考えています。
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