レジストロアウル納車1年目のインプレ車内編①

連休中も特にお出かけすることがないので、車内の清掃や消毒を行いました。

ビニールレザーのシートは外してフキフキして天日干しでOKなのでらくちんです。


さて、今回は1年間使ってみての室内インプレを掲載していきたいと思います。


レジストロアウルはエントランスドアを開けてすぐ左手にスイッチパネルと電気メーター、右手に電子レンジがあります。そしてその奥がキッチンシンク、突き当りがマルチルームのドアです。


まずはキッチンスペースについて

はじめはこれだけ密集しているレイアウトは使いにくいかと思っていたのですが、車内で調理しないのであれば、非常に便利なレイアウトになっていると感じました。

車内の調理スペースに電子レンジを搭載したので、主に調理を行う際は外にテーブルを出してガスコンロを使用しています。

その際に、車外から靴を脱がずに冷蔵庫の食品を取り出して並べる、またはそのまま食品を電子レンジに放り込んでチンすることも可能です。


イメージとしてはキャンプサイトにトイレ付きの炊事場があるような感じでしょうか?

ただし、キッチンスペースは小さめなので、車内で本格的な調理をするのには、はっきりいって向きません。

この車の良さを最大限活かすなら、車外での調理が基本になると思います。


車内での調理はスペースの関係や、臭いの発生など制約が多くなりがちですが、車外で調理するならば広大なスペースを使うことができますから、臭いなどの問題も解決できます。このような割り切った考え方もひとつかなとは思います。

外で食事すれば解放感もバツグンですね。


ただし、道の駅や駐車場など公共のスペースでテーブル等を広げるのはマナー違反ですから、オートキャンプ場などでの車中泊時のみ、こういった使い方をしています。

それ以外の場合は主に電子レンジで調理できるものを中心に食べるようにしています。

2019年版レジストロアウルのカタログより

続いてリビングスペースについて

レジストロアウルのレイアウトは現在2パターンあります。

我が家のレジストロアウルと同じ横向きコの字レイアウトの6人乗車5人就寝モデル

こちらは後席4人乗りで、全席2点式シートベルトです。リビングスペースが大きく取れ、ベッド展開が簡単ですが、前向きシートと比較すると安全性は劣ります。


前向き固定シート採用の5人乗車5人就寝モデル

後席は3人乗車で前向きシートは3点式シートベルトで横向きシートのみ2点式シートベルトです。

コの字レイアウトと比べてリビングが少し狭くなりますが、安全性はこちらが上でしょう。

また、前向きシートは約20万円のオプションになりますので、どういった使い方をされるかよく検討された上で選ばれるのがいいと思います。

ちなみにキャンピングカーのリビングに採用されることの多いFASPシートやREVOシートはいろいろなアレンジができますが、動作が重く、背ずりが寸足らずなことが多いので、長時間乗車はしんどい場合があります。

それに対し、固定シートはリクライニングができず、アレンジも限られますが、ある程度の快適性が考慮されています。

レジストロアウルはリアエントランスレイアウトの採用で広いリビングスペースを実現していますが、ほかのレイアウトに比べれば、収納は少なくなっています。

ただ、オーバヘッド収納は最小限ですが、その結果上方向への余裕があり、圧迫感は少なく感じます。(頭をぶつける心配もすくないです)

特に私たちは小さい子供がいますからチャイルドシートの付け替えの際などに痛い思いをしなくて済むのはありがたいです。

結局1年使ってみて、収納が少なくて困った記憶はあまりないです。

それは、以前ご紹介したように軽くてかさばる荷物はバンクベットに放り込んでしまうからです。


重い荷物は使用しない助手席もしくはマルチルームに入れているので、このあたりも上手く割り切ったレイアウトになっていると感心させられます。


限られた空間をどのように利用していくか、考えていくのもキャンピングカーの楽しみの一つですね。

次回はベッドやマルチルームについてご紹介したいと思います。



withしっぽ

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