キャブコンはなぜ横風に弱いのか?わかりやすい動画を探してみた。
キャンピングカーで出かけたくないときはどんな時?と聞かれて即答するのが、「風の強いとき」です。
例えば、本州から四国に行く海上の橋(明石海峡大橋や瀬戸大橋など)を渡る時も非常に怖い思いをすることがあります。
それはキャブコンが風を受けやすい形状であるのはもちろんのことですが、重心の高さからくる大きな揺れも関係してきます。
画像は私が大好きなイギリスBBCの番組Top gearの企画で、出演者の3人がそれぞれオリジナルのキャンピングカーを作ってキャンプ場に行くという企画です。
まず、日本ではこんなキャンピングカーは車検に通りませんし、重心が高すぎて非常に危ないです。
どうしてこんなふざけた画像をトップに持ってきたかと言いますと、この動画にキャブコンが横風を受けた時にどのような挙動をするかが出ているからです。
下に元の動画を載せています。問題のシーンは25秒ぐらいから、車の横を大型トラックが抜いていきます。車体の動きだけでなく、キャビン?の上にある植木に注目してみてください、一旦正面右に振られ、その後左に吸い寄せられています。
キャブコンは重心が高いため、重心の低いクルマと比べ 横風などで車体が動揺すると、揺れがより大きくなり恐怖を感じる事があります。
その時に焦って急ハンドルを切ると、ブランコを漕ぐように車両の動揺がどんどん大きくなり横転してしまいます。
それを防ぐには、どんな場面で横風に気を付けないといけないのか、どのように対処するのかを予習しておく必要があります。
GAZOOのページを貼り付けています。
キャブコンなどで、高速走行していると横風が吹いていたらすぐにわかると思います。
風切り音が大きくなり、車体が押されるのを感じるはずです。風が吹いていて怖いなと感じたら、ハンドルをしっかり握り、周囲の安全を確認しながら速度を落としましょう。
そして、急ハンドルを切らないように車体をできるだけ真っ直ぐに保つようにしてください。激しくハンドル操作をすると横転します。
キャブコンは架装されていますが、車両の特性はこのクルマとほとんど一緒です。トラックの荷台に人が乗った箱が載っています。
屋根にソーラーパネルなど重量物が載っているならこれより重心や運動性では不利かもしれません。
速度が速いと車体の動揺に対して立て直すのが難しくなり、最悪横転します。しつこいようですが、風が強い時は周囲の安全を確認しながら速度を落として走行し、急ハンドル 急ブレーキを避けましょう。
しっかりハンドルを握り、車体を真っ直ぐに保つように慎重にコントロールすることを心がけてください。
キャブコンは上の写真のトラックのようにスピードを出すようにできていません。
乗用車には乗用車のトラックにはトラックの運転が求められます。
横風は急に襲ってきますから、いつでも落ち着いてコントロールできるようにスピードは控え目にしておきたいですね。
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