レジストロアウル納車1年目のインプレ車内編②
前回に引き続き、レジストロアウルを1年間使ってみて車内の使用感についてレポートしていきます。
今回はマルチルームとベッドの使用感についてです。
まずはマルチルーム
内部を撮影するのに広角レンズで撮影しました。
マルチルーム内の寸法は長さ770mm 幅575mm 高さ1760mmです。
奥にかけて丸天井になっている車体デザインの関係でやや圧迫感がありますが、トイレルームとして使用するのに十分な大きさがあります。
実はトイレを買い換えまして、以前より大きいタイプになりましたが176cmの私でもマルチルーム内で使用はできます。
ジルやコルドリーブスなどの本格的なキャブコンと比べるとやはり狭さは感じますが、この大きさの車体にマルチルームを付けてくれているので、ぜいたくはいえませんね(笑)
キャンプ場に行くときなどは、ここにアウトドア用品を積載していくのですが、その時はトイレが使えなくなります。
この辺りは収納の大きいキャンピングカーがうらやましくなりますね。
それと、マルチルームに窓がありませんので、臭い対策は外部からハッチを開放するしかありません
私たちはマルチルームにコンセントを付けてもらったので、これに消臭プラグを差し込んで利用しています。トイレ用の消臭スプレーも有効だと思います。
マルチルームのドアは鍵穴を押して開けるタイプのもので、ドアのロックは上下2か所のマグネットと簡易的なドアノブでのロックになっています。
シンプルなつくりなので、万が一故障しても部品さえあれば自力交換できそうです。
一応カギはかけれますが使ったことはありません(爆)
レジストロアウル2019年版カタログより抜粋しました。
続いてはベッドについてです。
マルチルーム含めて余裕があるわけではありませんが、狭いながらも工夫して5人が寝られるようになっています。
また、小さい子供が3人いる私たちにとって、ベッドメイクが簡単にできるということが本当にありがたく思います。
写真はレジストロアウルのベッドクッションのマットです。
一番上が座席兼、フロアベッドのクッションで厚みは85mmです。
フロアベッドのサイズはカタログでは幅1770mm奥行き1850mmとなっていますが、冷蔵庫が入っているキャビネットがある関係で、縦向き横向きでフルにこのサイズを使えるわけではありません
縦向きなら1850mm×1250mm
横向きなら1770mm×1100mm になります。縦向きのほうがベッドスペースは大きく使えますが、以前にもご紹介した通り、このクルマの場合、FFヒーターの使用時は横向きでの使用が原則となります。
フロアベッドが一番クッションが厚く、寝具を使えば快適に眠ることができます。
短時間の仮眠程度なら、簡易的にシーツやタオルケットなどで対応できますので、使い勝手はいいですね。
ただし、フロアベッドに他に不満がないわけではなく、フロアベッドに使用するクッションにデザインのアクセントでついている包みボタンがもげました。(笑)
体勢を変えたり、ベッド展開の時にひっかけてしまい、中の紐がちぎれてしまったようです。
ファスナーを開けて中を確認しましたが、修理はちょっとめんどくさそうです。
ビニールレザーのシートにしたのですが、水などをこぼしてしまったときに包みボタンの部分から水分が中に入ってしまわないかも心配です。
それと、ベッド展開した時にちょうど体にあたるところにボタンがくるので、次回同じ車両をオーダーするなら個人的にはレスオプションにしたいですね。
真ん中のシートはバンクベッド手前のクッションです。厚みは35mmで、引き出し式バンクベッドの宿命ですが、クッションの厚みが前後違います。
そのため、手前側を頭にして縦に寝ると背中が痛くなります。
横向きに3人寝るのは正直やめたほうがいいでしょう。このクルマは2人以上でのバンクベッドの使用は進行方向に頭を向けての縦向きがおすすめです。
ちなみに、バンクベッドのクッションから天井までの高さは約540mmで、大人が寝がえりを打つことはできますが、座ることはできない高さです。圧迫感はありますが、車高をこれ以上あげるわけにはいかないでしょうから、ある程度の妥協が必要なようです。
寝るだけなら居住性は十分ですけどね。(笑)
一番下のクッションはバンクベッド奥のクッションです。厚みは50mmで手前側よりも厚さがあり、クッション性も高いです。
通常バンクベッド収納時は手前側クッションに重ねるように収納してありますので、ベッドメイク時はバンクベッドを引き出してクッションを奥に移動させるだけで簡単に縦1800mm×横1770mmの大人3人サイズのベッドが出来上がります。
リアエントランスのキャブコンは基本ベッドメイクしなければ就寝できませんが、176cm以下の人が一人で乗るならば、ベッド展開なしでバンクベットにそのまま就寝できます。
この状態で使用する際はベッドの横幅は1770mmで奥行きは840mmなので、一人で寝るならば十分なサイズがあります。(頭の上や足元に余裕はありませんが)
ベッドマットは重ねて使用しますから50mm+35mmとなり、厚みも十分です。
フロアベッドからバンクベッドまでの高さは約840mmです。バンクベッドへの上り下りは梯子はなくても大丈夫ですが、小さな子供は抱っこして上にあげるのがいいと思います。
我が家ではニトリで販売されている丸太風イスを購入し、これを子供のステップ代わりに使っています。
クルマの雰囲気によく合っていると思いますし、車内で食事時に座るのにも使えるのも便利ですね。
車内設備に関しては、不便な部分もありますが、おおむね満足しています。
今回は車内のマルチルームとベッドについて1年間使用してのインプレを掲載しました。
次回は1年間で発生したトラブルについて紹介したいと思いますので、楽しみにしていて下さい。
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