リチウムイオンサブバッテリーは誰にでもおすすめできる?

秘密のアイテムを装着しました。これはなんでしょうか?

我が家にレジストロアウルがやってきて早いもので3年になりました。
それと同時に導入したリチウムイオンバッテリーシステムも丸3年 これからも長い付き合いになりそうですね。

さて、近年キャンピングカーのサブバッテリーにリチウムイオンバッテリーを導入するビルダーさんが増えてきました。当然、流通しているキャンピングカーにもリチウムイオンバッテリーを搭載したものが増えていくことになります。

我が家ではオンリースタイル製のリチウムイオンバッテリーシステムを採用しており、非常に満足しています。
ただ、このリチウムイオンサブバッテリー 万人におすすめできるか?と聞かれれば、現時点ではNOと答えます。なぜそのように思うのか?サブバッテリーシステムで悩まれている方のお役にたてるかわかりませんが、3年運用してわかったことを今回は書いていきたいと思います。
リチウムイオンサブバッテリーのメリットについては、散々いわれているところではありますが、以前の記事で紹介した通りなのでここでは省略します。
では、どのようなケースであればリチウムイオンサブバッテリーが不要といえるでしょうか?

①真夏の運用は電源の取れるオートキャンプ場やRVパークのみしか行かない場合
正直、我が家の使い方ではリチウムイオンバッテリーがフル活躍するのはエアコンが全開運転する真夏のみです。
たしかに真夏にエアコンをどんどん使えるのはメリットですが、電源が取れるところに行くのならばリチウムイオンバッテリーである必要はありません。
電源サイトなら充電しながらエアコンを使用することができるからです。
ですから、充電できるところで車中泊するのなら鉛バッテリーでも全く問題ありません
 
②エアコンなどの大電流の機器を使用しない場合
鉛バッテリーは少ない電流を長時間使用するのは得意です。キャンピングカーで電気をたくさん使用するのは主にエアコンや湯沸かし器、電子レンジなどです。これらの機器をあまり使わないならリチウムはもったいないです。
我が家のケースでは、真夏以外リチウムを持て余している形になります。余裕があった方がいいでしょ?と聞かれればその通りではあるのですが、エアコンなどを使用しなければ電力不足は問題にならないようです。

③電装庫に十分な大きさがなく、充電器の放熱対策が難しい場合
リチウムイオンバッテリーは高速充電が可能ではありますが、その分充電器が高温になるため、放熱対策がきちんとできない場合は、充電器の温度が下がるまでまともに充電できません。電装庫が小さくて放熱対策が難しいのなら近年高性能化しているポータブルバッテリーを併用するのが良いでしょう。

近年、夏の暑さが厳しくなり、キャンピングカーもエアコン搭載モデルが多く出回っています。
真夏にアイドリングなしで使えるエアコンはありがたいモノではありますが、いくらリチウムイオンバッテリーといえども無限に使えるわけではありません。



また、最近のリチウムイオンバッテリーシステムの流行は高速充電ですが、これには大きな落とし穴があります。
一般的なオートキャンプ場ではエアコンを使いながら充電するとブレーカーが落ちます。
以前、我が家でもやらかしたトラブルです。エアコンを使用しながら充電する夏は充電電流を20Aに落として対応しています。充電器の発熱も軽減できるので、オーバーヒートしにくくなりました。

充電電流を夏場はセーブできるように可変できるシステム編成など、鉛バッテリーよりも気をつけることが多く、今でもハードルの高いシステムであることは間違い無いでしょう。

リチウムイオンバッテリーの採用を検討しているなら、後悔のないようにしっかり考えて選んでいきたいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。



withしっぽ

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